第7の時代 第2書第8章 メアレカン軍をアーディル・シャーとヴィジャヤナガル連合軍が破る
ビスナガの王ラーマ・ラーヨが弟ヴィンガタ・ラーヨをイダルカン援助のために派遣したこと、また陰謀側の諸将が敗走し、メアレカンとアネル・マルーコがザマルーコへ逃れ、そこで起こった出来事について
イダルカンの使者がビスナガ王ラーマ・ラーヨに援軍を求めると、王はこれに応じて弟ヴィンガタ・ラーヨを大軍の指揮官として派遣し、十五万の兵を集めてヴィジャプール方面へ進軍させた。これを知ったイダルカンは時間稼ぎをしながら援軍の到着を待ち、到着後ただちに反乱軍討伐を依頼した。メアレカンとアネル・マルーコの軍はわずか三万ほどであったため戦闘を避けて撤退し、散り散りになった。メアレカン、アネル・マルーコ、カラバテカンらは家族や従者とともにザマルーコの国へ逃れて保護を求め、受け入れられた。だが王の側近カセム・ベケがアネル・マルーコを危険視し、象の上で護送する途中に暗殺させ、カラバテカンもともに殺された。アネル・マルーコの家族は家臣カマルカンによって逃され、マードレ・マルーコの王国へ逃れて保護を受けた。一方メアレカンも密かに殺される予定であったが、王の母の訴えにより救われ、バウラの山塞に移されて保護された。ヴィンガタ・ラーヨは敵が散ったのを確認するとイダルカンから報酬を受けてビスナガへ帰還し、イダルカンは残党の追討と領地の接収を進めた。
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