第6の時代 第5書第7章 カストロ総督のバローチ進軍
総督ドン・ジョアン・デ・カストロが行った行動、スラートに到着してバローチへ進み、そこでカンバヤ王が強大な軍勢を率いているのを見出したこと、また総督がその目前で上陸したこと、その他起こった出来事について。 総督ジョアン・デ・カストロはスラートへ派遣した息子アルヴァロを追って艦隊を率いて出航し、スラートの情勢を探った。敵の守備が強化されていると知ると、さらに北のバローチへ進んだ。そこで偵察により、カンバヤ王がスラートとバローチ救援のため十五万を超える大軍を率いて到着していることが判明した。総督は敵を恐れて退いたと思われるのを避けるため、艦隊を整列させて川を遡り、敵軍の目前で上陸して陣形を整えた。カンバヤ王も半月形の陣と多数の砲を備えて戦闘準備を整えたが、兵力差が大きかったためポルトガル側の諸将は決戦に反対した。総督は一度は戦う意志を示したものの、最終的には諸将の意見に従って撤退を決めた。部下の一部は銃兵を率いて敵に攻撃を試みようとしたが、それも中止され、総督は数時間の示威行動の後、無事に艦隊へ戻った。この大胆な上陸は敵の面前で行われ、戦わずともポルトガルの威勢を示す行動となった。 #Surrate, #Baroche, #Cambaya, #Baçaim, #Viena, #Baroche