第6の時代 第9書第18章 マラバール司令官と副王ノローニャの軍事行動

ドン・アントン・デ・ノローニャがオルムズから来てマラバール沿岸の総司令となり、その地で経験したこと、副王がセイロンで処置した諸事、さらにコーチンとシェンベへ赴き、そこで起こった出来事について。


ドン・アントン・デ・ノローニャはオルムズからゴアに戻ると、副王の命でただちにマラバール沿岸の指揮を任され、カリカット方面で作戦を続けた。一方、副王アフォンソ・デ・ノローニャはセイロンでコッテ防衛のため兵400を残し、王族の一人をゴアへ伴って改宗させた。また未払い金をめぐって廷臣を拘束するなど強硬な措置もとった。のちに副王はコーチンへ移り、シェンベの反乱勢力を討つため約4000の兵を率いて出陣し、激戦の末にこれを撃破したが、ドン・アントンは脚に重傷を負って後遺症を残した。その後、副王はコーチンで本国行き船団を急ぎ整え、1552年初めにゴアへ戻った。


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