第6の時代 第8書第7章 セイロン・コーッテ王国のセイタヴァカへの進軍
コッテ王とドン・ジョルジェ・デ・カストロがセイタヴァカへ出征したこと、途中にあった要塞の位置と攻略の様子、マドゥネ軍を破ってセイタヴァカの都を奪取したことについて。
コッテ王は軍を整えると出陣し、前衛をドン・ジョルジェ・デ・カストロ率いるポルトガル軍が務め、王自身は後衛から進軍した。セイタヴァカへ至る道にはマドゥネが築いた強固な防塞が三か所あり、川や潟湖、竹林、水堀に守られていた。ポルトガル軍とコッテ軍は橋や梯子を作って攻撃し、激戦の末これらの砦を順に攻略した。続いて両軍はマドゥネ本隊と会戦し、激しい戦闘の末に敵軍を撃破してマドゥネを山地へ敗走させ、セイタヴァカの都を占領した。都市には王宮や大寺院があり多くの財宝が得られたが、ドン・ジョルジェ・デ・カストロはコッテ王への配慮から寺院の略奪を禁じた。敗北したマドゥネは和解を求め、賠償金を支払うなどの条件で兄であるコッテ王と和睦し、ポルトガル軍の遠征費も負担することとなった。
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