第6の時代 第8書第13章 ポルトガル艦隊によるザモリン領の攻撃
総督ジョルジェ・カブラルがコーチンへ向けて出航し、途中でカポカテ、ティラコレ、コレテ、パナネの諸都市を破壊したこと、さらにバルデラを攻撃しようとした際に副王アフォンソ・デ・ノローニャ到着の報を受けたことについて。
総督ジョルジェ・カブラルは艦隊を整え、北方から来る船団を待ったのち、100隻以上の艦隊と多数の貴族・騎士を率いてコーチンへ向かった。航海の途中、マラバール沿岸で敵対勢力の町を攻撃し、キショレ(ティラコレ)やコレテを焼き払い、さらにカリカット領の重要港パナネを襲撃してモスクや船団を破壊した。続いてコーチンに到着すると、マヌエル・デ・ソウザ・デ・セプルヴェダが既にバルデラ島を包囲しており、そこに集結していたマラバール諸侯を攻撃する準備が整えられた。総督は六千のポルトガル兵とコーチン王軍を用いて上陸作戦を計画したが、タノール王が和平交渉を申し出て数日間交渉が続いた。その最中、副王アフォンソ・デ・ノローニャがコロンに到着したという報が届き、さらに豪雨で戦闘準備が整わなくなったため、総督の作戦は実行されないまま終わり、彼の大きな戦功となるはずの機会は失われた。
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