第6の時代 第2書第4章 ポルトガル軍によるトルコ兵の攻撃の撃退

ルメカンがシマン・フェイオを通じ降伏を勧告し、激烈な総攻撃の末にサン・トメ堡塁へ敵が侵入したこと。

夜、捕縛されたシマン・フェイオが城外から呼びかけ、城壁は崩れ壕は埋まり救援も遠いとして降伏を勧める。マスカレニャスはこれを退け、翌朝ルメカンとジュザルサンは全軍で総攻撃。太鼓と旗のもと数百のトルコ兵が梯子でサン・トメに殺到し、サン・ジョアンにも同時攻撃が加わる。守備側は二百足らずで応戦し、砲撃・投石・火薬壺で甚大な損害を与える。女性たちも弾薬や石を運び、負傷者を看護する。バスティアン・デ・サーらが奮戦するが死傷は増大。それでも敵は一度はサン・トメ上に足場を得る。守備兵は「サンティアゴ」を叫んで肉薄し、激闘の末に敵を堡塁外へ突き落とし、火薬で壊滅させる。五百近い損害を出した敵は退き、その後は正面攻撃を控え、執拗な砲撃と攪乱に転じた。


#Dio

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