第6の時代 第8書第5章 ホルムズでの対トルコ、モルッカでの対スペイン防衛

総督ジョルジェ・カブラルがドン・アルヴァロ・デ・ノローニャをオルムズ要塞に派遣したこと、その護衛艦隊(総司令官ルイス・フィゲイラ)について、またゴアに届いたガレー船の報と、それを偵察するためゴンサロ・ヴァズ・デ・タヴォラを派遣したこと、さらにモルッカへ送られた艦隊(総司令官ドン・ロドリゴ・デ・メネゼス)について。


総督ジョルジェ・カブラルはゴア帰還後、ドン・アルヴァロ・デ・ノローニャをオルムズ要塞司令官として赴任させる準備を進めた。同時にトルコ艦隊来航の噂があったため、ルイス・フィゲイラを総司令官とする櫂船艦隊を派遣し、オルムズ海峡の防衛に当たらせた。さらにゴンサロ・ヴァズ・デ・タヴォラを紅海方面へ偵察に送り、スエズで25隻のガレー船が準備されているとの情報を得た。一方、スペイン勢力への対抗のためモルッカ諸島へも艦隊が派遣され、ドン・ロドリゴ・デ・メネゼスが総司令官となり約300人の兵と軍需物資を率いて出航した。総督はトルコ艦隊来襲に備え、ゴアの造船所や兵器庫を整備し、船・武器・火薬・艤装などを各将校に分担させて軍備を強化した。兵士たちは訓練や演習を行い、都市全体が戦争準備の熱気に包まれた。


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