第6の時代 第8書第1章 ポルトガル領インド総督の死と交代
総督ガルシア・デ・サの死後、ジョルジェ・カブラルがインド統治を継承したこと、また1549年にポルトガル本国から出発した艦隊(総司令官ドン・アルヴァロ・デ・ノローニャ)について。
総督ガルシア・デ・サの葬儀後、王が送っていた統治継承書が開かれ、第4の継承者としてバサイン司令官ジョルジェ・カブラルの名が確認された。彼は当時ゴアにいなかったため、到着まで司教・市司令官ドン・フランシスコ・デ・リマ・監察官が臨時に統治を行うこととなった。知らせを受けたカブラルは統治を引き受けるか迷ったが、妻の勧めもあり出発し、8月にゴアへ到着して正式に総督となった。彼はまずバサインに新司令官を派遣し、コーチン方面の情勢に備えて艦隊を整備した。同年9月にはポルトガルから来航した艦隊がゴアに到着し、ドン・アルヴァロ・デ・ノローニャがオルムズ司令官として派遣されていた。さらにスペインがモルッカへ遠征艦隊を準備しているとの報も届き、インド政庁は警戒を強め、マラバール沿岸防衛のためフランシスコ・デ・シケイラ率いる艦隊を派遣した。
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