第6の時代 第7書第5章 マラバールのタノール王の改宗

マラバール海岸のタノール王がキリスト教徒となってゴアへ来訪し、そこで非常に盛大な歓迎を受けたこと。


この章では、宣教師たちの布教によって南インドで改宗が進んだこと、とくにタノール王が密かに洗礼を受け、のちに妻子も改宗した経緯が語られる。王はキリスト教儀礼を深く知るためゴア訪問を望み、神学者らの検討を経て許可された。来訪に際しては艦船、行列、聖職者、市民が総出で迎え、王は司教に服従を誓い、堅信礼を受けた。10日間の滞在中、諸教会の典礼や祝宴を見聞し、ポルトガル支配下の壮麗な宗教秩序に強い感銘を受けた。この報はポルトガル王とローマ教皇にも伝えられ、大きな歓喜を呼んだ。


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