第6の時代 第6書第7章 リスボンでのディウ占領の祝福
ロウレンソ・ピレス・デ・ターヴォラの艦隊について。ディウの勝利の報を携えて王国に帰還したこと、国王が10月に派遣した艦隊のこと、そして総督ドン・ジョアン・デ・カストロに与えられた栄誉と恩賞について。
ロウレンソ・ピレス・デ・ターヴォラ率いるインド帰りの艦隊は順調な航海の末、全船そろってリスボンに到着し、ディウ包囲戦の勝利の報をもたらした。国王はすでにテルセイラ島からの書簡で勝利を知っていたが、艦隊の到着後、宮廷で盛大な祝賀とミサを行わせ、この戦いと総督ドン・ジョアン・デ・カストロの功績を称えた。勝利の報は教皇やキリスト教諸国にも伝えられ、ヨーロッパ中で語られる出来事となった。国王はインド情勢がなお不安定と見て増援艦隊を準備し、マルティン・コレイア・ダ・シルヴァらに指揮を与えて派遣した。またカストロには副王の称号と任期延長、金銭的援助を与え、その子にも海軍職と報酬を授けた。艦隊はインドへ向かったが、季節風や嵐により各船はモザンビークやソコトラ、オルムズなどに分散して越冬し、ある船はゴアへ到着して総督に国王の書簡と恩賞の命令を届けた。これらの書簡は王が功績を正当に評価する姿勢を示すものとして記録された。
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