第6の時代 第3書第4章 ルメカンによるポルトガル人偵察隊の殺害

ムーア人が要塞に対して行った他の襲撃、そしてアントニオ・コレイアが間者を捕えるために敢行した非常に危険な行動について。彼はその際に捕らえられ、捕虜となり、さらに彼が受けた非常に過酷で苛烈な殉教について。

包囲軍の指揮官ルメカンは、インド方面からポルトガル軍の援軍が到着し始めたことで焦りを強め、要塞攻略を急ぐ。城壁を破るための地雷坑道を掘って爆破し突入を試みるが、守備側は内部に新たな壁を築いて防ぎ撃退した。続く激戦ではムーア軍が一部の堡塁を奪うが、アントニオ・モニス・バレットらが激しく抵抗し奪還する。一方、要塞側は敵情を探るためアントニオ・コレイアを偵察に派遣した。彼は夜間に敵の焚火を発見し、部下が恐れて退く中、単身で敵に突撃して奮戦する。しかし多勢に捕えられ、ルメカンの前に連行された。要塞の状況を問われても彼は虚報で敵を欺き、援軍が迫っていると答える。怒ったルメカンは彼を馬に縛りつけて市中を引き回し、最後には斬首させた。彼の首は槍に掲げられて要塞の前に晒され、守備兵たちは勇敢な戦友の死を深く悼んだ。


#Baçaim, #Goa

このブログの人気の投稿

Decadas da Asia デジタルアーカイブ電子書籍について

ディオゴ・ド・コウトとは?

第4の時代 第1書第10章 コチンの政争とエチオピア使節の来訪