第6の時代 第1書第6章 スーラトでの内通発覚事件

コジェ・コファルがスラテ滞在中、ルイ・フレイレと通じてディウ要塞を引き渡させようと図ったこと、また同島に密かに侵入した軍勢について。

コジェ・コファルは五月にディウ包囲を行うべくスラテで兵と物資を整え、内応策を巡らせた。要塞住民ルイ・フレイレを莫大な報酬で抱き込み、井戸への毒投入、火薬庫放火、海側の邸宅からの夜襲侵入を約す。さらにトルコ兵を密かに入城させ、市場を閉鎖して薪や食料の供給を止め、兵糧攻めの態勢を築いた。だがアベシン人の告発とトルコ人女性の証言で陰謀は露見。司令官マスカレニャスは疑念を抱きつつ慎重に調査し、証拠を固めたうえで両名を島外へ送って拘束させ、総攻撃に先立つ内通計画を未然に挫いた。


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