第6の時代 第1書第1章 ジョアン・カストロのインド総督任命と航路の商人請負制導入
「いかにしてドン・ジョアン・デ・カストロがインド総督に選ばれたか、また1545年にインドへ向けて出発した艦隊について、いかにしてゴアに到着し統治権を掌握したか、さらに彼が講じた諸施策、およびマルティン・アフォンソ・デ・ソウザが王国まで行った航海について。」
ドン・ジョアン・デ・カストロは、王と王弟インファンテ・ドン・ルイスの推挙により1545年1月インド総督に任命され、6隻・約2000人の艦隊を率いて出航した。王はオルムズのグアジルを復権させて同行させ、またゴアに財務監督官3名を置き権限を分散した。艦隊はモザンビークを経て9月にゴアへ到着し、前総督マルティン・アフォンソ・デ・ソウザから政権を引き継いだ。カストロは財政・艦隊運営の改革やマラッカ・オルムズ方面の人事を進めた。一方ソウザは国王に提出する資金を携え帰国し、1546年6月リスボンに異例の速さで到着した。著者は、王営船時代は安定していた航路も、商人請負制以後は過積載により難破が増えたと批判する。
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